J-PEC補助金の特徴
価格低下と市場の拡大が目的
J-PECの補助金は、ニッポンのすべての屋根に太陽光発電を!をスローガンに、住宅用太陽光発電システムの価格低下を促しつつ市場の拡大を図ることが目的となっています。そのため、年々、補助対象システムの1kWあたり単価の上限が引き下げられており、供給側に価格引き下げを迫っているのです。
補助対象経費の考え方
従って、補助対象経費の考え方も独特です。
通常の補助金では、補助対象経費に補助率を乗じて補助金額を算出するため、補助目的に合致しない経費を含んでいないことが審査の段階でチェックされます。
これに対し、J-PECの補助金では、地理的条件や屋根の形状等の影響によりシステムの単価が高くなる場合に限り、補助対象経費から控除できる制度とし、控除後の単価が基準より高い場合は、補助対象とならず、さらに単価が安い方が補助率が高くなる2段階の補助率とすることで、一層のシステム価格の引下げを図っています。
つまり、申請者は、一般の補助金ではなるべく補助対象経費を高くしたいと考えるのに対し、J-PEC補助金ではなるべく補助対象経費を低く抑えたいというインセンティブが働くのです。
住居として使用する建物であればOK
J-PECの補助金は住宅用太陽光発電補助金です。この住宅用の考え方もまた補助制度としては特異かもしれません。
店舗や事務所と兼用であっても、住居として使用する建物に設置するのであればOKです。住居専用でなくてもよいですし、自宅でなくても別荘でも、自己所有でなくても、集合住宅の共用部分であっても対象となりえます。
発電した電力を店舗や事務所で使用しても目的外使用にはならないのです。市場の拡大が目的ですから、こうなるのだと思います。
補助金サイト
J-PEC・香川県 | |
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J-PEC補助金は受付を終了しています。相続・贈与・氏名変更・設置家屋の賃貸・移設や売却、譲渡、廃棄、出力減少(モジュール枚数の減少)がある場合は手続きが必要です。 |
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香川県住宅用太陽光発電設備導入促進事業補助金2万円/kW 上限8万円 |
香川県内市町 | |
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高松市 2万円/kW、上限7万円 |
丸亀市 2万円/kW、上限10万円 |
坂出市 5万円/kW、上限20万円 |
善通寺市 5万円/kW、上限20万円 |
観音寺市 5万円/kW、上限10万円 |
さぬき市 2.5万円/kW、上限10万円 |
東かがわ市 5万円/kW、上限10万円 |
三豊市 5万円/kW、上限20万円 |
土庄町 4万円/kW、上限16万円 |
小豆島町 4万円/kW、上限16万 |
三木町 4万円/kW、上限8万円 |
直島町 5万円/kW、上限20万円 |
宇多津町 3万円/kW、上限12万円 |
綾川町 2.3万円/kW、上限9.2万円 |
琴平町 5万円/kW、上限10万円 |
多度津町 3.5万円/kW、上限7万円 |
まんのう町 4万円/kW、上限12万円 |